大阪・関西万博
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グルメ杵屋、万博でうどん打ち教室開催 復興支援や限定サンドウイッチも展開

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 グルメ杵屋は、大阪・関西万博で5月13日から「杵屋 うどん打ち教室」を開催すると発表した。同社は江戸時代から続く大阪木津市場との連携による復興支援企画や、サンドウイッチハウス「グルメ」の限定復活も実施する。

 「杵屋 うどん打ち教室」は5月13日から8月12日まで、ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』内の2階「宴 ーUTAGEー ラボ」で開催される。1日5回の完全予約制で、所要時間は約60分である。

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うどん打ち体験で食文化を世界に発信

 グルメ杵屋は1971年に日本初のうどんチェーン店「実演手打うどん杵屋」を出店した企業である。同社の代表執行役社長である椋本充士氏は、万博での取り組みについて「世界中からの来場者に手打ちうどんの技術を広め、食文化を体験してもらう」と目的を説明した。

 うどん打ち教室は5月13日から8月12日まで、万博会場内のORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階で開催される。1日5回(11時、13時、15時、17時、19時)の完全予約制で、1回約30名が参加できる。所要時間は約60分で、小麦粉と塩水の撹拌から麺線カットまでの全工程を体験する。

 体験の最後には同社が提案する「次世代うどん」3種類のうち1種類を試食できる。参加者が打ったうどんは衛生面への配慮から持ち帰りできないが、アンケート回答者にはレシピをダウンロードできるサービスを提供する。

大阪木津市場と連携した復興支援企画

 グルメ杵屋は6月13日から万博最終日まで、同パビリオン2階で「オオサカKizuなイチバ」を開催する。これは同社が運営する大阪木津市場との連携企画で、全国の被災地の産地を応援する取り組みである。

 椋本氏は「大阪木津市場は江戸時代から続く歴史ある市場であり、『天下の台所』の象徴」と説明し、「日本各地の震災被災地の産地を応援し、復興の中で生まれた新しい産品を万博を通じて多くの人に紹介する」と述べた。復興庁にも協力を依頼中で、全国の食材・産品の試食を提供する予定とのことだ。

サンドウイッチハウス「グルメ」が万博で限定復活

 同社は万博期間中の7月21日から8月10日、9月8日から9月28日に、「サンドウイッチハウスグルメ」を限定復活させる。グルメは1964年に大阪で創業したサンドイッチ専門店で、「チェスをしながら簡単に食事が取れるように、パンで料理を挟む」というコンセプトで展開していた。

 現在はコロナ禍の影響で那覇空港1店舗のみに縮小しているが、万博では代表商品のエビフライサンドとダブルビーフカツサンドをグレードアップして提供する。付け合わせには沖縄西表島産の糖度の高いパイナップルを使用する予定であると述べた。

 また、昨年11月に香港で発見したトルティーヤを使った新商品も7月21日以降に販売開始する予定で、現在開発を進めている。

海外人材育成への期待

 また、同社は2022年に日本語学校を設立し、現在ASEAN中心の7カ国から約200名の生徒が在籍しているとのこと。椋本氏は「日本の人口減少(昨年1年間で89万人減)を受け、海外人材に日本で活躍してもらうきっかけ作り」と設立背景を説明した。

 万博では海外からのインターンシップ生など高度人材との接点を期待しており、「外食産業の店長候補、将来の経営者候補、IT人材など、多様な人材発掘のきっかけにしたい」と述べた。

グルメ杵屋について

 グルメ杵屋は創業59年目で、まもなく60周年を迎える。2024年3月期の売上高は420億円、従業員数は3,760名である。レストラン事業は375軒を展開し、売上構成比は58%となっている。

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