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【実食レビュー】ハーゲンダッツ「JAPAN MIND」第2弾「玉露」希少な高級茶の旨みを凝縮した究極の和風アイスクリーム

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 ハーゲンダッツが日本の食文化の魅力を発信する「JAPAN MIND」シリーズの第2弾として、7月22日にミニカップ『玉露』が発売されました。価格は400円。

 この商品は、日本茶の中でも最高級品とされる玉露の、特有の旨みと甘み、そして豊かな香りを最大限に引き出すことに徹底的にこだわった一品です。

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見た目とサイズ

 ハーゲンダッツ『玉露』は、パッケージから高級感が漂うデザインが特徴です。深い緑色を基調とした遮光カップは、玉露の栽培方法を彷彿とさせる仕様で、光を遮ることで茶葉の旨みを守るという玉露の特性を表現しています。

 さらに、蓋には「麻の葉」の吉祥文様があしらわれており、日本の伝統美を感じさせる仕上がりです。蓋を開けると、翡翠のような明るい緑色のアイスが現れ、その滑らかな表面が美しい印象を与えます。

味わいと食感

 一口食べると、玉露特有の繊細な旨みと香りが口いっぱいに広がります。生乳クリームの甘みが最初に感じられますが、すぐに玉露のほろ苦さと深いコクが主役となります。

 後味はすっきりとしており、渋みが心地よく残るため、まるで丁寧に淹れた玉露を飲んでいるかのような感覚を味わえます。食感は濃厚でねっとりとしており、舌の上でゆっくり溶けていく過程で玉露の複雑な風味がじんわりと広がります。ミルクとのバランスも絶妙で、玉露の風味を損なうことなく、クリーミーな口溶けを楽しめます。

なめらかな口溶けと爽やかな余韻

 食感は、空気の含有量を抑えたハーゲッツ特有の高密度で、非常になめらかな口溶けです。舌の上でゆっくりと溶けていく過程で、玉露の芳醇な香りと旨みがさらに広がり、至福のひとときをもたらします。

 そして、食べた後に残るのは、驚くほどすっきりとした爽やかな余韻です。玉露のかすかな渋みが後味を心地よく引き締め、甘さが口の中に残ることなく、まるで上質な日本茶を飲んだ後のような清涼感が続きます。この計算され尽くした味わいの構成は、まさに芸術的です。

 ハーゲンダッツ ミニカップ『玉露』は、単なる「お茶味のアイスクリーム」というカテゴリーを遥かに超えた、日本の食文化の粋を集めた傑作です。ハーゲンダッツの「玉露」という素材に対する深い理解と敬意が、その味わいの細部にまで宿っています。

 低温抽出という手間のかかる製法を選択し、玉露の持つ繊細な旨みと香りを最大限に引き出した点は、高く評価されるべきです。

 抹茶の力強い苦味と香りとは全く異なる、まろやかで奥深い旨みは、本格的な和のスイーツを求める方、日常の中に上質な時間を取り入れたい方、そして日本茶の新たな可能性に触れたいと考えるすべての方に、自信を持っておすすめできる一品です。

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